2013年8月24日土曜日

米国企業の報告書(10-K, ARS)

米国企業の報告書についてまとめます。

日本では金融商品取引法で提出が義務付けられた「有価証券報告書」が、財務情報やその他の企業情報を調べるのに重要な情報源となっていますが、米国では"Form 10-K"とよばれる報告書がそれにあたります。

提出先はSEC(証券取引委員会)。この提出については1933年証券法、1934年証券取引法に定められています。

  • 1933年証券法:新しい証券発行に対する開示要求。有価証券届出書。
  • 1934年証券法:新しい証券発行に対する開示要求とともに、その情報を常に最新のものにするための継続的な情報開示を求めたもの。

この「継続的な情報開示」のうち、年次のものを"Form 10-K"とよび、四半期のものは
10-Q、臨時のものは8-Kといいます。

もともと1929年の大恐慌をきっかけに、SECが設立され、証券市場での不正や詐欺行為防止のため、ルーズベルト大統領のニューディール政策の一環として開始されたとのことです。

また、ARS(=Annual Report to Shareholders)と呼ばれる株主向けの事業報告書は、記載事項は規制されてはいるが10-Kよりも形式等が自由です。日本でもこれにあたる株主向けの事業報告書が発行されています。

10-Kや10-Qなどの提出書類は、以下のサイトから見ることができます。

★EDGAR

このシステムは提出書類の開示だけでなく、書類の提出・審査機能も持っており、1996年から本格運用されています。EDGARは稼働開始当時から現在までの開示書類を見られるようです。社名で検索できるほか、州、業種、前社名等によっても検索することができるとのことです。

日本でも、このシステムに類似したEDINETというサイトが2001年より稼働しています。(EDINETの開示期間は過去5年間)

★EDINET

 日本の有価証券報告書については以下のページにまとめています。
http://flowerkayoko.blogspot.com/2012/10/blog-post.html

読書の記録『「お母さんの「発見」 モンテッソーリ教育で学ぶ子どもの見方・たすけ方 (文春文庫)』



モンテッソーリ教育という名前は耳にしたことがありましたが、どんなものかと夏休みの乱読の一環で手にした本。
主な内容はモンテッソーリ教育の実践者による体験レポートの紹介およびその教育方法の概要について。
理解した範囲では、その方法とは以下のようなものでした。

 ・子供は、以下のようなサイクルを経たときに満足感をえらえる
自ら選ぶ→集中して行う→満足するまで行う→自らやめる

 ・それぞれの時期の子供の状態・欲求を正しく知り、それを満たすサポートを親がすることで、子供の力を伸ばすことができる

 ・それぞれの時期の子供の欲求とは、今後生きていくために必要となる能力を獲得するためのものなので、一見親にとっては我慢ならないような行動でも見守り、満足するまでやらせてあげることが必要

 ・子供はいろんなことをできるようになりたいと思っており、それを達成するための詳しい手順を親が最初に提示することが大事

これが他の育児方法と異なるところは、「運動」という考え方を取り入れたことだそうです。これはスポーツの意ではなく、日常生活の中の動きに必要な個々の筋肉の動かし方というような意味のようです。大人にとっては当たり前の動きでも、子供にとっては会得が難しいこともありますが、それを大人が正しく分析して提示することで、子供もその動きを習得することができ、また同時にそのとき大人が行った「分析」という行動も習得していくことができる、という意味に理解しました。

自分の育児を振り返ってみても納得できることが多々ありましたので、以下のようなことを実践してみようと思います。

・子供を観察する

・自分で選ばせる
(これまでは、こちらが勝手に選ぶと娘が怒るのでこっちも怒ってしまうことがあった)

・何かを自分でやりたいと言うとき、難しそうにみえても、やり方を教える

さて、自分が興味をもっている絵本とのかかわりを考えてみました。
絵本は、特に字がよめない子供には親が読んであげるしかなく、むしろそこが読み聞かせの醍醐味(?)というところもあり、ある意味子供にとっては受動的な行為のような気もします。
ですが読み聞かせを繰り返すうち、子供の中に興味が芽生え、好奇心をはぐくむ助けになるということはあるかもしれません。

絵本はいろんな可能性のあるものだとは思いますが、やはりそれだけでいいということはなく、現実のさまざまなものに興味を持って実際に五感をつかい体験していくということへの橋渡し役となってこそ、より深い意味がありそうです。




2013年8月10日土曜日

絵本講座にいってきました(十人十色十日プロジェクト)

今日は知り合いの方に教えていただいた絵本講座をききにいってきました。託児はなしでしたが娘を連れて行ったところ、用意してくださったおもちゃのおかげでなんとかいい子にしていてくれました。

内容は、講師の方の体験談をベースに、子育ての中でどうやって絵本が生かされているかについてのお話でした。
絵本を紹介する本などはたくさんありますが、子育て中の母親が実際にどのように絵本を生活に取り入れ、その結果親子の関係にどんな影響があったかということについて聞くことはそんなにないので、よい機会となりました。


講師の方は3人のお子さんをお持ちで、それぞれのお子さんとのかかわりの中で絵本が重要な役割を果たしてきたということをお話しくださいました。
たとえば絵本が母親としてのメッセージを代弁してくれたり、また絵本がお子さんの本音を引き出してくれたなどの例を聞くことができました。
私の娘はまだ2歳ですが、今後育児で困ったときなどにも絵本は役立つだろうなと確信を深めました。


約1時間半の講座のなかで実際によんでくださった絵本は以下のものです。



女の子が、赤ちゃんのおとずれを待ち、次第に姉としての自覚を深めていく様子が描かれています。同じことでも見方をかえたらうれしいことにかわるのだなぁとか、何かを乗り越えてできるようになるというのはいいなぁと感じさせてくれる絵本です。

クラブサンクチュアリ
発売日 : 2004-05
勇気づけられる言葉でいっぱいです。大人が読んでもじーんとくると思います。

著者 : 内田麟太郎
女子パウロ会
発売日 : 2011-04
もう少し何度か読んでみたいと思いました。自分と一緒の人を求めるのではなくて、自分と違う人を認めていくことで、違いを乗り越えて新たな価値観を生み出していけるのだというメッセージなのかな?と思いました。


他にもたくさんの絵本を紹介してくださいました。
また講師の方は以下の絵本をはじめとして絵本の翻訳をされているとのことです。





講座終了後、娘の気に入った絵本を数冊読ませていただき、満足して帰ることができました。
私は働いており娘との時間が十分もてていないなと思うこともしばしばですが、絵本の読み聞かせをしていることだけはなんとか母親として面目を保てているかな・・と思うところです。今、娘の会話力がめきめき発達しているのをみると、絵本もその一助となったのかなーと思います。

この講座は年間を通して毎月十日に開催されており、以下のページ内に案内があります。
毎回異なる講師の方がお話しくださるそうです。

★十人十色十日プロジェクト(@深江南地域福祉センター)
http://www.kcc.zaq.ne.jp/dfwhu503/documents/nami2013.2.pdf