内容は、講師の方の体験談をベースに、子育ての中でどうやって絵本が生かされているかについてのお話でした。
絵本を紹介する本などはたくさんありますが、子育て中の母親が実際にどのように絵本を生活に取り入れ、その結果親子の関係にどんな影響があったかということについて聞くことはそんなにないので、よい機会となりました。
講師の方は3人のお子さんをお持ちで、それぞれのお子さんとのかかわりの中で絵本が重要な役割を果たしてきたということをお話しくださいました。
たとえば絵本が母親としてのメッセージを代弁してくれたり、また絵本がお子さんの本音を引き出してくれたなどの例を聞くことができました。
私の娘はまだ2歳ですが、今後育児で困ったときなどにも絵本は役立つだろうなと確信を深めました。
約1時間半の講座のなかで実際によんでくださった絵本は以下のものです。
女の子が、赤ちゃんのおとずれを待ち、次第に姉としての自覚を深めていく様子が描かれています。同じことでも見方をかえたらうれしいことにかわるのだなぁとか、何かを乗り越えてできるようになるというのはいいなぁと感じさせてくれる絵本です。
勇気づけられる言葉でいっぱいです。大人が読んでもじーんとくると思います。
もう少し何度か読んでみたいと思いました。自分と一緒の人を求めるのではなくて、自分と違う人を認めていくことで、違いを乗り越えて新たな価値観を生み出していけるのだというメッセージなのかな?と思いました。
他にもたくさんの絵本を紹介してくださいました。
また講師の方は以下の絵本をはじめとして絵本の翻訳をされているとのことです。
講座終了後、娘の気に入った絵本を数冊読ませていただき、満足して帰ることができました。
私は働いており娘との時間が十分もてていないなと思うこともしばしばですが、絵本の読み聞かせをしていることだけはなんとか母親として面目を保てているかな・・と思うところです。今、娘の会話力がめきめき発達しているのをみると、絵本もその一助となったのかなーと思います。
この講座は年間を通して毎月十日に開催されており、以下のページ内に案内があります。
毎回異なる講師の方がお話しくださるそうです。
★十人十色十日プロジェクト(@深江南地域福祉センター)
http://www.kcc.zaq.ne.jp/dfwhu503/documents/nami2013.2.pdf
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