2014年12月23日火曜日

『ケストナー―ナチスに抵抗し続けた作家』クラウス・コルドン著

好きな児童文学作家、エーリヒ・ケストナーの伝記を近所の図書館で見つけて読んだ。

ケストナー―ナチスに抵抗し続けた作家
ケストナー―ナチスに抵抗し続けた作家

こんな批判精神のある人で、児童文学はむしろ人にすすめられて始めたもので、もともと評論とか詩とかを書いていた人だった(詩の位置付けが今の日本とかと少し違う感じ)とか、第二次世界大戦中にも反政府ながら亡命せず母国に残り続けた作家だったとかを知って、驚いた。

これから作品を読むときも読む目がかわりそう。
大人向けの作品もいろいろ読んでみたくなった。

あと伝記ってあまり読んだことがなかったけど、その人物だけでなく背景についても頭に入ってくる。面白かった。

職場の大学図書館で書架整理してたときも伝記の棚は動きが少ないなと思ってたが、大学生とかのときに読むと知見がひろがるだろな。

2014年12月20日土曜日

絵本持ち寄り会

今日は絵本サークルの絵本持ち寄り会、大人5人+こども7人でした。

集まった絵本↓


季節感のある絵本が集まり、今回はわりとおちついて4冊よめました。
そのあとこれからの予定、お菓子の家作る?とか、おでかけ企画?とかいろいろ話せてよかったです。

自分が持参したのはこれで、絵がかわいいのとお話がおもしろくすごく気に入って、古本屋さんで買ったものです。


ほかにこれも面白かったです。

「ゆきのひのどうぶつえん」

絵本を選ぶ目を養いたいと思ってたけど、結局あるのは良し悪しというより好き嫌いかなーという結論にいたっています。。
子供もすごく好きな絵本を見つけられるよう、たくさんの選択肢を用意したいなと思います。



2014年12月19日金曜日

”The snow day” 酒井駒子

今日は保育園のクリスマス会後、お友達と遊んで、本屋→図書館へと向かった。
以前は本屋でも図書館でもせがまれるままエンドレスに読んでへとへとになったけど、最近は外で読むのは5冊までと決めてそれを守ってくれるようになり、楽になった。
4歳になった娘は、簡単な絵本は私に読んでくれたり、だいたい毎日食後は絵本を黙読している。
読み聞かせは1日2冊寝る前に、が基本。
自然と本好きになってくれたのは、うれしい。

たまたま今日図書館で手にとった絵本がきれいだった。
酒井駒子さんの"The snow day."
何か教えようとかしていない絵本のほうが最近は心ひかれる。
ただそれだけ、なにかの一場面、たた時間がすぎていくのを切り取った、というような。
近所の図書館ではたまたま洋書を手に取ったけど、日本語版が先のよう。(そりゃそうか)
また手にとってみたい。



◆絵本「ゆきがやんだら」(作絵:酒井駒子)がニューヨークタイムズ紙「今年の絵本ベスト10」、ニューヨーク公立図書館「2009年の児童書100冊」に選定
http://gakken-ep.co.jp/news/200911/20091118.html